nanoegg

研究開発RESEARCH & DEVELOPMENT

常識を問い直すことから、
ブレークスルー発想”が
生まれる。

ナノエッグのあらゆる事業活動の基盤は、皮膚研究とそれによる技術開発です。その研究開発の中核となるのが、「必要な薬物を必要なタイミングで適切な場所に届ける」ことを可能にする技術=DDS(ドラッグデリバリーシステム)です。近年、このDDSは医療や薬学の領域で注目されていますが、ナノエッグは有用性が高く副作用の少ない薬剤を、いかに効率よく作用させるかを常に研究しています。その研究開発を両輪となって推進しているのが、ナノエッグの「ナノカプセル技術」と「液晶技術」であり、それぞれが世界初のテクノロジーとして成果をあげています。医療技術の開拓と進歩に不可欠なのは、常識にとらわれない発想と不屈の精神、そしてたゆまぬ挑戦です。ナノエッグは医学・薬学に加えて、物理学や生命科学などさまざまな領域の知見を融合させながら、これからも新たな発見と革新的なテクノロジーを生み出していきます。

ナノカプセル技術

私たちの持っている技術の強みは、社名でもある「NANOEGG®(ナノエッグ)」と呼ぶナノカプセル技術です。薬用成分の包接濃度が99%以上と高いうえ、皮膚への親和性にも秀でており、この球状の薬剤の特性によって薬剤を素早く皮膚の角質内に浸透でき、いったん皮膚に入ると自ら深部まで拡散していきます。

nanoegg LIPOACTIVE GRAegg

ココが違う!

ナノという単位は、10億分の1メートルの長さを示します。他社が一般的に使うナノカプセルは100~200ナノメートルであるのに対し、私たちが開発に成功したナノカプセルのサイズは、大きいものでも十数ナノメートル、小さいものではわずか数ナノメートルです。私たちは、レチノイン酸(ビタミンAの生理活性体)をはじめとしたいくつかの成分のナノカプセル化に成功しています。

液晶技術

私たちのもうひとつの強みは、液晶技術です。液体と固体双方の性質を持ち、液状でありながら結晶のように分子が規則正しく並ぶ状態を液晶と呼び、パソコンやテレビ画面だけでなく、人の皮膚のなかにもこの液晶の構造は存在しています。健康な皮膚は角質細胞のすき間に「細胞間脂質」が水分を保ちながら整然と並んで、しっかりとした「ラメラ(構造)」になっており、細菌などの異物の侵入を防いでいます。「NANOCUBE®(ナノキューブ)」は、そのラメラを瞬間的に揺るがすことで角層内にルートをつくり、有用な成分の浸透力を高めると同時に、皮膚が自己回復能力を発揮できる状態へと導きます。

NANOCUBE MOISTURECUBE HAIRCARECUBE

ココが違う!

「NANOCUBE®(ナノキューブ)」は、ナノエッグの機能性化粧品をはじめ、既にさまざまな化粧品販売メーカー様の化粧品の素材として採用されており、今後はDDS技術を用いたニードルレス(針を用いない)医薬品、医薬部外品への応用が期待されています。

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