nanoegg

当社の液晶技術についてLIQUID CRYSTAL

出典:NEDO実用化ドキュメント

NANOCUBE

NANOCUBE®(ナノキューブ)

ナノキューブ

配合成分の経皮吸収を促進(角層まで)するジェル状整肌成分。配合成分の透過性向上(角層まで)を促すという新しい発想により生まれた化粧品に配合可能な成分です。

健康な肌の細胞間脂質は、非常に硬いラメラと呼ばれる特徴的な構造をしています。例えば、人がお風呂に入っても、簡単に水が浸透して膨れ上がらないのは、細胞間脂質が重要な働きをしているからです。しかし、ほんの一瞬でも薬が入る通り道を作ることができたら、様々な薬をニードルレス(針を使わずに投与できる)にすることが可能になるかもしれません。DDS医薬品、医薬部外品、化粧品として幅広い応用の可能性があります。

NANOCUBE+HA

NANOCUBE+HA(ナノキューブ+HA)

お肌に吸収されにくいヒアルロン酸が浸透しやすくなるよう改良いたしました。
表皮中のヒアルロン酸の産生を促し、保湿力アップとバリア機能の改善をサポートします。

ヒアルロン酸合成酵素の発現亢進

ヒアルロン酸のみ
ヒアルロン酸のみのときのヒアルロン酸合成酵素の発現亢進
NANOCUBE+HA
NANOCUBE+HAを投与したときのヒアルロン酸合成酵素の発現亢進

緑:ヒアルロン酸合成酵素 赤:細胞核

表皮ヒアルロン酸の産生促進

ヒアルロン酸のみ
ヒアルロン酸のみのときの表皮ヒアルロン酸の産生促進
NANOCUBE+HA
NANOCUBE+HAを投与したときの表皮ヒアルロン酸の産生促進

緑:ヒアルロン酸 青:細胞核

NANOCUBE+CL

NANOCUBE+CL(ナノキューブ+CL)

お肌に吸収されにくいコラーゲンが浸透しやすくなるよう改良いたしました。
真皮中のコラーゲンの産生を促し、ハリ・弾力感の改善が期待できます。

Ⅰ型 コラーゲン

Ⅰ型コラーゲンのグラフ

Ⅲ型 コラーゲン

Ⅲ型コラーゲンのグラフ

MOISTURECUBE

MOISTURECUBE®(モイスチャーキューブ)

モイスチャーキューブ

細胞間脂質の持つ特徴的ラメラ構造ユニットの大きさ(面間隔:13~14nm)と同サイズのジェル。優れた保湿作用によりエイジングサインの元になる「乾燥」から長時間保護し、肌を内側からふっくらとさせます。

各保湿剤水溶液を塗布後の角層水分量変化(n=9)

MOISTURECUBE®(モイスチャーキューブ)水溶液は他の保湿剤(ヒアルロン酸、セラミド)より有意に高い角質水分量を示しました。4時間後でも顕著に高い保湿効果が確認されました。

細胞間脂質と類似した構造のため、保湿機能が高く、肌になじみやすいのが特徴です。うるおったすこやかな肌の基礎となる、肌の保水バリア機能を整えます。
また、処方が組みやすい性質で、化粧品、医薬部外品、医薬品原料としてさまざまな処方での配合が可能です。

HAIRCARECUBE

HAIRCARECUBE®(ヘアケアキューブ)

ヘアケアキューブ

皮膚角層と毛髪が類似構造であることに着目。ナノキューブ技術を応用して、キューティクルをはがさず、髪の深部へ染料や栄養・活性成分の浸透を促す技術です。髪の光沢を生むキューティクルを傷めずに毛根内部へ配合成分の浸透を促し、髪本来の美しさを高めます。

HAIRCARECUBE®(ヘアケアキューブ)の特性

酸・アルカリどちらでも安定、
水相にも油相にも分散溶解するため、
様々な染毛剤やシャンプー、
トリートメントへの応用が期待できます。

  • 毛髪の中心部まで浸透させます
    毛髪の中心部まで浸透させます

    HAIRCARECUBEを配合すると蛍光色素が浸透する様子(損傷毛を用いた実験)

  • 濃度に依存して浸透効果が高まります
    濃度に依存して浸透効果が高まります

    蛍光色素を用いた浸透の程度

  • 青味変化(b*値変化)⇒強い
    青味変化(b*値変化)⇒強い

    参考:青色素を配合したカラートリートメントでヤク毛を染色。HC(ヘアケアキューブ)0.8%配合処方は、無配合に比較して青味が有意に強かった。

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